日々の暮らしの中で
ネガティブな感情を感じる度
僕は自分を見つめる
セルフワークをしています。
OAD（オープン・アウェアネス・ダイアログ）という
心理セラピスト養成講座で学んだ
刑事ワークと気付きの問いかけをして
感情や思いを
丁寧に丁寧に見ていきます。
ワークをすると
潜在意識に潜む
日頃意識したこともなかった
自分の思いに出会います。
その時
本当の変容が起こります。
これは
あれこれ考えて
顕在意識から導き出された答えとは
全く違う性質のものです。
なので
一度、気付きが起こると
同じような場面に出くわしても
二度とネガティブな感情は出なくなります。
感情とそれに伴う身体の感覚は
潜在意識への入り口。
そこは
頭で考えていても
絶対に辿り着けない領域です。
思考がでっち上げた自分ではない
本来の自分に出会うための入り口。
尽きる事のない愛。
本当の愛に出会うための入り口なのです。
ネガティブ思考になっている母を見るとイライラする
最近そう感じた
実際の出来事は？
車で移動中
母が
「今月もお金がない。何でいつもこうなるのかねぇ？」
などと言って
溜息をついた時
イライラした。
もし
話題がお金でなく
例えば
家族の問題についてなら
イライラは？
少し度合いは下がるが
イライラする。
では
溜息ついているのが
母以外なら？
知人なら
イライラはしない。
いや、微かにネガティブな感じがある。
イライラではないが。
では母が
「今月もお金がない。」
と言った時
溜息つくことなく
「何か良い方法ないかな？」
と言ったとしたら？
全くイライラはしない。
積極的に一緒に方法を考える。
では
「母の溜息」に反応した。
それで間違いないか？
そのようだ。間違いない。
では
母の溜息を聞いた時の
イライラを
今、感じることは出来るか？
今は感じられない。
では
母の溜息を聞いた時
考えてた事は？
嘆いていても
何も解決しないし今を楽しめない。
嘆く暇があるなら
解決策を考えようよ。
お金の事は大丈夫。心配ない。
って前にも言ったのに
また心配してる。
そう考えてた時を
思い出して
今、イライラを
感じることは出来るか？
出来る。
それは
身体のどの辺りで感じる？
顔の前にピリピリした感じがある。
ではその
顔の前のピリピリした感じ
それを良く感じて。
今からそれを解放する。
母が溜息をつくのを見ると
顔の前に
ピリピリした
苛立ちがあるけれども
私は私を愛し受け入れます。
幼少期を思い出した。
病弱で発育も遅かった僕を見る度
母は溜息をついていた。
苛立ちは消え
悲しみが出てきた。
足元にねっとりした
液体のようなものを感じる。
どんな自分だから
母は溜息をついてると感じる？
病弱、弱い、僕はお荷物
自分は弱い
お荷物だと思うと
足元に
ねっとりした
悲しみがあるけれども
私は私を愛し受け入れます。
悲しみは消えて
無力感が出てきた。
僕は何もしてあげられない。
床に落ちた
ふにゃふにゃの幕のような
無力感。
何もしてあげられない
と思うと
床に落ちた
ふにゃふにゃの幕のような
無力感があるけれども
私は私を愛し受け入れます。
無力感は消えた。
テスティングする。
母が溜息をついているシーンを
思い出し
イライラは感じるか？
感じない。
だが母を助けなければ。
守らなければ。
という思いがある。
ハーハーと
呼吸が荒くなり
プレッシャーを感じる。
分かった。
それも同様に解放する。
ひとつ
気になることがある。
ネガティブな事を口にして
溜息つく人はどんな人？
弱い人
知恵のない人
自分で道を切り開けない人
それは本当か？
例えば母は本当に
弱い・知恵のない・
自分で道を切り開けない人か？
いや。それは事実ではない。
もし自分が
ネガティブな事を口にして
溜息ついたら
どんな人だと思われる？
弱い人
知恵のない人
自分で道を切り開けない人
人からそう思われると
どんなマズい事が起こる？
人に信頼されない。
仲間に加われない。
人が離れていく。
そう思うと
出てくる感情があるか？
ある。
孤立するような怖れ。
分かった。
それを良く感じて
それも解放する。
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