心のお喋りが止めどなく溢れてしまう時

自分の意思とは無関係に
後から後から
止めどなく心のお喋りが溢れてきて
本当辛いよ~ !

っていう体験は
誰にもあると思います。

そうなるのには理由があります。
それは
エゴが危機を感じているからなんです。


危機とは
自分の存在価値の危機。

そんな時は
思考と同時に
ネガティブな感情も表れている。
だから辛いんですね。

止めどなく表れる思考は
そのネガティブな感情を
何とか打ち消したくて表れてるんです。

自分以外の何かに
責任を負わせたら
自分の存在価値は守れます。

でも何故なんでしょう?
そうやって
責任を別の何かに負わせても
スッキリした感じがしないのは?

エゴは
自分を守る役割を担っています。
なので
自分の存在価値を
何とか維持しようと
思考を巡らせます。

エゴは常に
危機から逃れて
安心を得ようとします。

エゴは
自分の価値が失われるのを
とても怖れます。

エゴは常に
自分が優位であろうとします。

そしてエゴは
自分が心の底で信じている
自分が認めたくないものを
上手く隠そうとします。

自分以外の何かに
責任を負わせて
何かスッキリしないのは
自分が認める訳にはいかない自分を
隠しているから。
認めて許していないからなんです。

認める事は
エゴにとっては
自分の価値の喪失を
意味するからなんですね。

その認めたくない自分を
ありのままに
認めてあげられた時
ありのままで居る事を
自分に許せた時
本当にスッキリした感じ
揺らぐ事のない安心感が訪れます!

では
スッキリするための
具体的な方法をお伝えします。

例えば
約束の時間に
もう間に合わないって時

例えば
誰かに批判されたと感じた時

例えば
誰かの態度に腹が立った時

例えば
誰かの言動に違和感を感じた時

例えば
誰かの言葉に傷付いたと感じた時

湧いてくる思考に乗っかるのを
ちょっと止めて

自分は今
どんな危機を感じてるんだろう?
何を怖れているんだろう?
どんな自分を隠そうとしてるんだろう?
どんな自分である事を認めたくないんだろう?
どんな自分である事を自分に許してないんだろう?

って探ってみて下さい!

特に
誰かへの批判が
止めどなく表れている時は
とても不愉快だったり
辛かったりするでしょう。

誰かを批判してる時
誰かのダメなところを探し出してる時
そうする事によって
自分の価値を
何とか維持しよう回復しようと
してはいないでしょうか?

もちろんそれが
ダメな訳では全然ありません。

それは
エゴが自分を守るため
しっかり働いてくれてる証拠ですから。

ですが
その状態では
感情も止めどなく溢れて大変でしょう。
なので
エゴが頑張って働かなくても
大丈夫な状態にしてあげましょう!

そのためには
その思考に乗っかるのを
ちょっと止めて


さらにその
誰かに向かってる矢印を
自分に向けて


自分は今
どんな危機を感じてるんだろう?
何を怖れているんだろう?
どんな自分を隠そうとしてるんだろう?
どんな自分である事を認めたくないんだろう?
どんな自分である事を自分に許してないんだろう?

って探る。
それだけで良いんです!

探り方は

1.思考に向かってる矢印を
  感情に向ける。

2.その時感じてる感情を
  体感で感じる。
  身体のどの部分で
  どんな風に感じるか?

  例えば
  胸に鉛の塊がある感じ
  とか
  喉が締め付けられる感じとか・・

  それを五感でじっくり味わう。

3.味わいながら
  自分は今
  どんな危機を感じてるんだろう?
  何を怖れているんだろう?
  って
  その身体の感覚に問いかける。
  
  注意したいのは
  答えを頭で考えてはいけない
  分析して原因を探ってはいけない
  って事。

  答えがやってくるのを待つ。
  五感を研ぎ澄ましてただ待つ。

  言葉が勝手に出て来るのを待つ。
  身体が痛い時
  ウグゥ~~痛い~とか
  勝手に言葉が出て来るのと同じように!

怒ってる自分の下には
必ず怖れてる自分が居ます。

心のお喋りが止まらなくて
辛い感情がやって来た時
是非やってみて下さい!

自分が認めたくない自分を認めた時
ありのままの自分でいる事を許せた時
本当のスッキリ感
揺るぎない安心感が訪れます!


エゴが身に着けた
鎧を脱いだ時の解放感を
是非味わって下さい!

・・って
そもそもエゴって何?分からない!
っていう人も
居らっしゃると思います。
なので次は
エゴについて書きま~す!

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