カユキモチーが気持ち良い訳~痒みと熱とβ-エンドルフィンの関係

カユキモチーの快感
・・その科学的根拠が知りたくて調べていたら
こんな情報を見つけました!

47℃での入浴開始から5分後に
末梢血液中のβ-エンドルフィンは著しく増加し、
60分後には入浴前値に戻った。

(42℃10分間の入浴ではβエンドルフィンは増加しなかった。)

群馬大学草津分院の温泉医学研究より

βエンドルフィン

・脳から分泌されるモルヒネの一種で、脳内麻薬である。
・鎮痛作用・幸福感をもたらす。
・痒みを増強させる。

*アトピー性皮膚炎患者は、
βエンドルフィンの血中レベルが高い。

・・ということは、
47℃で入浴するとβエンドルフィンが増えて痒みは増す筈だが、
熱を感じているので痒みは感じられず、快感が得られる。
・・という仮説は成り立ちそうです。

ともかく、
元々βエンドルフィンの血中レベルが高いアトピーの人が
熱刺激を受けると
βエンドルフィンがさらに増す
・・これが至上の快感の理由のようで
アトピーの症状が無くなると共に
快感も無くなるのも納得できますね。

草津温泉では江戸時代からの伝統的な入浴法である
「時間湯」が伝えられている。
1日4回、湯長の合図で47ºCの熱湯に3分間入浴するが、
この熱湯にとりつかれた人達がいる。
詳しくはこちら

・・これは熱シャの効果、病みつきになる経緯と共通しています。

カユキモチーは、
入浴のような全身の温度を上げるものではないので、
以上の情報と
どこまで共通性があるか検証を要するところです。

(熱い湯に入るのは、血圧異常・脳卒中・心筋梗塞のリスクがあります。)




コメント

タイトルとURLをコピーしました